やさしい起業

起業は難しくない!会社員で働き続けることだけが正義ではない時代を乗り切るための手段。

「Code Republic」が第8期デモデイ開催

Zホールディングスのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「Z Venture Capital」と、日本および東南アジアで最大級のシードVC「East Ventures」が共同運営する「Code Republic」は4月28日、第8期のデモデイを開催。

Code Republicは、シード期のスタートアップなど起業志望・起業初期の方を対象に創業資金700万円、キャピタリストとの週次メンタリング、各種勉強会を提供する4カ月間のアクセラレータープログラムで、このプログラムを締めくくるデモデイでは、VC・エンジェル投資家を招き、4カ月の成果を発表。


今回のデモデイでは、第8期採択企業および卒業企業の計5社より事業内容の発表を行い、約70名の投資家が参加しました。


第10期参加スタートアップを募集中


Code Republicは、4月21日より第10期参加企業の募集を開始。
シリーズA達成率100%を目標として、スタートアップが最短でPMF(プロダクトマーケットフィット)を達成できる環境を提供するようで、2016年の設立以降、合計27社に対し累計10億2000万円の投資を実行、追加調達率は72%、卒業企業の累計時価総額は169億円となり、Baseconnect、Shippioをはじめ多くの企業が成長を続けています。


募集締切は2021年9月5日23時59分。
第10期のプログラム期間は、2021年10月中旬〜2021年2月下旬としている。


参加希望の際は、「Code Republic 第10期 応募フォーム」で必要事項を記入の上応募すると、書類選考および面談選考が行われる。書類選考の合否通知は9月中旬を予定。

脱サラ経営者に関する実態調査

株式会社アントレが行った、過去に企業勤めの経験がある20代から60代までの経営者551名を対象とした実態調査では、会社員または前職に戻りたいと回答した経営者は、飲食・小売・理美容・エステの業種を中心に例年の2倍に増加しているのだとか。


コロナの影響が顕著に表れているとはいえ、全体では1割にとどまっているのだそうで、大半の経営者がコロナで打撃を受ける中でも事業継続に意欲的であるようですよ。


とはいえ、8割が業績悪化の影響が出ているようで、独立2〜3年未満の経営者の場合、コロナへの対応として「設備投資計画や採用計画の見直し」により資金繰りを工夫している人が多くなっているようで、事業拡大期においてのコロナ打撃により、予定していた投資計画の再設計などに奮闘しているようですね。


ちなみに、独立においての質問において、独立を決意した理由のトップは「もっと自分の自由になる仕事がしたかった(41.6%)」となっており、前回調査(2018年)から3割ほど増加しているようで、さらには「家で仕事がしたかった」という回答8も2割(19.5%)となっているようです。


とはいえ、独立時の不安として「十分な収入が得られるか(60.0%)」「生活していけるか(51.0%)」「仕事が軌道に乗るか(46.7%)」という、経営者ならではの不安は抱えているようで、そんな中、独立初年度の年収は「300万円未満」が最多の39.1%と苦労は絶えないようです。


また、独立検討時にしておけばよかったこととして「自分と同じ環境、状況の人との交流(20.7%)」「同じ分野、業態の先輩との交流(15.3%)」「融資・助成金の知識習得(14.2%)」だったようで、これは会社員時代では気づかないことのひとつで、自分の会社での成績って、実は自分一人だけの力だけでなく、会社の看板があってこそということは多いんですよね。


イケイケで独立してみたはいいけど、以前のような成績を出すことができない人なんて多いですし、会社員としていかに自分が守られていたかを痛感することができるのは、起業・独立してからでないとわからないものなんですよね。


なので、独立を考えている人も、現在会社員として勤めている人も、今一度周りの環境がいかに大切であるかも再認識して欲しいものです。


実は自分一人でできることなんて、ちっぽけなもので、周りの人に支えられていることだけは忘れてはいけません。

自信を持つこと。

人は誰でも数年仕事をしていたら、なにかしらの知識やスキルをひとつやふたつは持っているもの。


例えば、営業していたけど、成績は悪く怒られていてばかりだったとしても、そこには未熟ながらも営業の経験もあるでしょうし、仕事における知識や人脈なども生まれているはず・・・。


起業は、仕事のできる人だけができるものではなく、たとえ失敗続きの会社員業務だったとしても、いままでの知識と経験を活かしてビジネスをすすめることはできますし、会社に敷かれているレールでは、存分に力を発揮できない人だっているんです。


つまり、現在の会社員生活の仕事がすべてではありません。
そこで上手くいかなくても、他では開花することだってあるんです。




今の仕事がうまくいかない、自分がダメだなどと思い込むのはやめましょう。
その世界だけがすべてではありません。


場所が変わればうまくいくことだってありますし、失敗することだってあるんです。


プロ野球選手などでもよくあるでしょ?
これまで活躍していたのに他球団に移籍してしまったら、成績がさっぱりよくなくなってしまうようなことが・・・。


これは、逆のことにも当てはまると思いませんか?


今がダメでも、他では伸びるかもしれませんし、ましては起業するともなると、仕事に対する熱量だって、これまでとは異なってきます。


恐らく、今までの自分では考えられなかったような「自分」がいることに驚くことでしょう。


レールの上を走るだけではない、自らレールを敷いていく人生もまた、面白いではないですか!